ユナイテッド航空 タンパでパンク火災発生

フロリダ現地時刻30日15:14発のヒューストン行、UA1948便ですが、離陸時にタイヤがパンクし火災が発生した様子が報道されています。




6月8日追記
当初紹介していた映像が非公開となったため差し替えました。
タラップで降機する模様はご覧いただけません。

特にけが人などもなく、また、タラップで降機する様子が映像にもあることから、それほど緊迫した様子ではなかったようです。

一方、日本時間27日午後に羽田空港でエンジンから出火した大韓航空KE2708便ですが、いろいろな不手際があったことが報道されています。
火災があった側の脱出用シューターが開いていました。
これは基本的にはあり得ないこと。
他にも、火災を起こしているのに、再度離陸の許可を取っているというアナウンスや、荷物を持ったままのシューターでの脱出など、運航乗務員と客室乗務員間のコミュニケーションがうまくいかなかったことやきちんとした誘導がなされなかった事実があるようです。
こちらの事故は重大インシデントに認定されました。

また驚いたのは韓国の報道機関の報道。
そもそも大韓航空の現役機長のFacebookから引用する形での報道ですが、「完璧な脱出」となっていること。
現役機長という立場の人間が安易にFacebookで社名を明かしたうえで安易に投稿する姿勢も驚きですが、「完璧」と言い切ってしまうのが凄いです。

アシアナ航空のサンフランシスコでの事故も記憶に新しいです。
そういえば、今回の件で思い出したのですが、1990年代後半に大韓航空が立て続けに墜落事故を起こした結果、アメリカから韓国が航空危険国家認定されたために、当時アメリカン航空と提携していたアシアナ航空が提携を解除され、その後、結果的にユナイテッド航空と提携したというのがありました。
また、航空危険国家認定がされていたことにより、デルタとコリアンエアのコードシェアが実施できなかったり、クレジットカード会社が韓国籍の航空会社へのマイル移行を中止したことも思い出します。

やはり、いざというときに安全なのが一番です。

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