【閉店】異国の地で懐石料理を楽しむ 思い出のシンガポールなだ万

シンガポールのなだ万でお昼の懐石をいただきました。
シャングリラホテルの中にあったシンガポールなだ万。
2016年10月31日で営業を終了しました。
シンガポールで30年以上営業してきたなだ万を振り返ります。

なだ万の懐石をシンガポールで

シンガポールのなだ万でランチをいただきます。


今回はお昼の懐石。

旬彩


一口サイズでかわいらしい料理が来ました。

まず、たらの芽と白魚の天麩羅。


たらの芽、苦味が全くないわけではありませんが、家であげたものに比べて素材本来の甘みが際立っています。
白魚も薄い衣をまとっていて歯ごたえが楽しい。

続いて、、、


なだ万って変わり豆腐がランチによく登場するようですが、これもそれ。

続いて、グリーンピース。


こういったものも旬に食べると一味違います。
ぜんぜんしわがよらずに茹でてあるのも、自宅では案外難しい。

お造り


鯛のお刺身を梅醤油でいただきます。


私は白身のお刺身をポン酢しょうゆで食べる地域に転勤のためしばらくいましたので違和感がありませんでしたが、同行者はしょうゆと山葵で食べるのが普通なので驚いていました。


柚子胡椒を添えていただきました。


魚から出た上品なだしがうれしい。

旬の蛍烏賊


酢味噌がおいしい。


見たときはゴマダレみたいな印象でしたが、上品な酢味噌。
自宅で作った酢味噌とは大違いです。

洋風皿


まず、ふきのとうが季節感を演出。
ホワイトソースは雪。
さながら雪解けといった感じです。

御飯

シンガポールのなだ万ならではの御飯。


和風のおこげ。
具材は和風なのに中華っぽい仕上がりです。

デザート


杏仁アイスです。

今まで海外で日本食ってあまり食べないでいたのですが、たまにはいいですよね。
日本のなだ万よりリーズナブルでした。

現在、シャングリラホテルの和食は波心(NAMI)。
料理長はなだ万出身。
和の鉄人中村孝明の下で修業した経歴を持つ秋葉重雄氏が料理長です。

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