ユナイテッド・ポラリス・ビジネス サンフランシスコ-関西

ユナイテッド・ポラリス。
シートはまだ日本路線には就航している機材には搭載されていませんが、プロダクトはすでに開始。
特典航空券のビジネスクラスに空席があったサンフランシスコ-関西間で早速利用してきました。
機材はボーイング787-9型機です。

サックス・フィフス・アベニューの寝具

サンフランシスコにはポラリスラウンジがないため、ポラリスのサービスが開始されて一番最初に変わったと認識できるのは機内に入った後、シートに置いてあるアメニティです。


ユナイテッド航空がSaks Fifth Avenueとの提携し開発された特別な寝具。
今までホテルなどの寝具が提供されることはありましたが、高級百貨店とのパートナーシップはアメリカ系航空会社では初めてとなります。

一番上にあるのがキルティングのデュペ。
寝るときはこちらでもいいけど、座っていたりひざ掛けとして使うには少し大きすぎます。

そして、毛布。
よくある薄めのブランケットですが、保温性は優れていると思います。
ただし、ユナイテッド航空ではないものの、エコノミークラスにもカシミヤのブランケットが装備されていた時代を知るものとしては、「まあ、こんなもんでしょ」という感想。

枕は2種類。
ちなみに、希望すればもう一つ、冷却ジェル入り低反発枕を持ってきてもらえます。

大きな枕が青っぽく光っているのはこれのせい。

リモコンにもモニターがついてました。

パジャマは未搭載です。
パジャマの提供要件は12時間以上のフライト。
該当路線の場合は持ち帰り可能です。

ウェルカムドリンクは専用のプラスチックグラスで


ウェルカムドリンクは専用のグラスでサーブ。
一応、FAAアメリカ連邦航空局の規則があるため、プラスチック製です。
チョコレート付き。

今回はチョコレートには絶対合わないものにしてみました。
ブラッディーマリーミックス!
スパイシートマトジュースと言えば通じます。


離陸後メニューが配布されました。

離陸後、1時間くらい飛行したところでサービススタート。

今回は関西国際空港着。
到着がかなり早くなりそうなので、運が良ければ関西-羽田間が1便早いものに変更できるかも。

キャビンアテンダント次第、やっぱりユナイテッドのサービス 


暖かいナッツとともに、希望すればワインテイスティングが可能だったんですが、カートによるワインテイスティングはすでに廃止されました

実際にやっている人も居ましたが、とりあえず、珍しく白ワインだけもらいました。

左側の通路のサービスカートにはテイスティングセットが搭載してあったんだけど、右側の通路のカートには搭載なし。

こんないい加減さは相変わらずです。

まあ、頼めばやってくれますし、実際に右側で頼んでいる人も居ましたが、私は普段はアルコールを飲まないのでパス。

ちなみにワインテイスティングは午後のフライトが対象。
午前発の場合はミモザやブラッディーマリーが提供されるのが本来の姿です。

テーブルウェアやグラス、リネン類も刷新 

テーブルウェアやグラスも一新されました。
リネン類も新しくなってます。

和食希望なのにサラダ!? 

和食の希望を伝えておいたのに、サラダがのったトレーが…
ただ、最初は洋食用のサラダと認識はしなかったんです。


だって、日本蕎麦のサラダ。
なんか、日本線だから無理して出してきた感がするよね。

結局、「間違えました~」ということで、和食のものが来ました。

若干不思議な感じもあるが概ね改善された和食 


今までの旧ユナイテッド、旧コンチネンタル、統合後ユナイテッドとかなりいろいろな種類の食器がまぜこぜで使われていたのが洋食と同じテーブルウェアに統一。

お皿だけど小鉢。


筍と烏賊の甘味噌和えですが、中華風茎わかめとか、パプリカがあるのは愛嬌。

煮物は鶏肉、南瓜、揚げ豆腐となっていました。


揚げ豆腐というよりかは、がんもどきです。

前菜です。


鰻寿司はメニューでは鰻とじゃがいもの桜の葉巻きとなっていますが、じゃがいもではなくすし飯になってるし。

大豆と玉子の寄せ物は玉子豆腐と枝豆豆腐のこと。

味噌風味のクリームチーズなど、若干不思議な感じなのはあいかわらず。
というか、広島の葛が監修していた時よりも確実に変になってます。

味はいいと思いましたが…

香の物を最初に持ってくるのも変更なし。


ゴルフボールっぽいよね。
この食器。

そして、泡立った味噌汁到着。


機内食でサーブする場合、生みそタイプよりかは、フリーズドライタイプの方が扱いやすいし、味噌が溶け残ることも少ないのでいいのでしょうが、泡だらけはすごいかも。

続いてメイン。

メロとほうれん草クリームソース、野菜各種、味付き御飯

わかりにくいので、別方向から。


花形人参とか高野豆腐が野菜各種ってなっちゃうのも不思議ですが、ほうれん草クリームソースってなんだろう?

ご飯は。かやくご飯なのでそこまで変な味ではないですが、以前の茶碗の方が食べやすいよね。

世界のチーズ各種


世界のチーズセレクションは英語表記では International cheese assortment に。
日本語だと世界のチーズ各種だけど。

クラッカー。


これ、確かアメリカの機内食やクルーズ向けの製造会社が扱っているものだよね。

特製サンデー


アイスクリームサンデーは特製サンデーと名前が変わりました。
食器が変わりました。

ただし現在はプラスチックの容器に再変更になりました。

そして、 プチフールみたいなのも。
カートに積んでいあるので好きなだけ選べます。


ただし、後方のシートだとなくなっている場合も。
食べたい分だけリクエストする客が前方にいると最悪です。

キャビンアテンダントが、早く配布を完了させることしか考えていないと確実に選べなくなります。

今回も全種類オーダーする強者が…

予想通り、甘いアメリカのデザートです。
アイスクリームと1~2個くらいでいいや。

エニータイム・アラカルト・メニュー 

海老のガーリックトマトソース、玉子炒飯

ミッドナイトスナックはエニータイム・アラカルトメニューにリニューアル。
冷製の軽食はフルーツやお菓子類なので今までと変わりませんが、温製の軽食が新登場。

今回は海老チリ炒飯でした。

これはけっこういいかも。

到着前の機内食はチキンカツ


いつものようにオレンジジュースからスタート。

チキンカツです。


ブロッコリーが添えてあります。

日本ではご飯の代わりにブロッコリーが入っている弁当がブームになりましたが、チキンカツの下には大量にごはん。


ソースが添えてあります。
中濃ソースといった雰囲気。


フルーツです。
薄い切り方になってます。
量はそれほど変わらず。

最後にチョコレートが配布されます。


チョコレートが2つ入ってました。

機内食は改善 アテンダントのサービスに課題が残る

ユナイテッド・ビジネスファーストからユナイテッドポラリス・ビジネスクラスに変更になって一番に変わったと認識できるのが機内食。

レストラン品質の機内食という触れ込みです。
変更頻度は3カ月に一度。
4種類からの選択ができるので頻繁に利用していても違うメニューが選べると思います。

アメニティグッズも変わってます

アメニティグッズも変わりました。


ポラリスのロゴが入ったポーチ。
目立たない方が個人的には好き。

ファスナー部分にもポラリスのロゴ。


中身はこんな感じです。

分かれているので旅行の時に便利そう。

中身です。


かかとのない靴下は滑り止め付きのものに。

そして、カウシェットスパの高級スリープミストも入ってました。

機内では香りがしていましたが、自宅に帰ってから使ってみました。
よくあるスリープ系のミストですが、意外と素直な感じの香りでリラックスできそうです。

スリッパも白が基調の心地よいものに変わりました。


個人的には色がついているスリッパが好きなんですけど、履き心地は良かったです。

関西国際空港では1本早いフライトへ変更

かなり早く到着したのでANAの国内線、羽田行きのフライトは当初予定より1本早いものに変更しました。

ラスベガスでもらったペラペラの搭乗券をチェックインカウンターで渡して変更完了。
機内ではオレンジジュースをいただいてほとんど寝てました。


快適だったユナイテッドポラリス・ビジネスクラス。
シートの交換には時間がかかると思いますが、早く完成されたサービスが提供されてほしいと思います。

フルサービスのユナイテッドポラリスはボーイング777-300ER型機から

サンフランシスコ-香港線に就航しているユナイテッドのボーイング777-300ER型機。
もちろんシートも新しいものになっています。
詳細は以下の記事をご覧ください。

ポラリス導入777-300ER型機 就航路線発表!! エコノミーは詰め込みセブン仕様

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