USエアウェイズと合併する前のアメリカン航空です。
アメリカン航空の国内線ファーストクラス ラスベガス-ロサンゼルス
今回、帰りはアメリカン航空。搭乗時刻なのに全然出発する気配なし。
反対側に回って写真を撮ってみました。
どうせ遅れるなら、成田便に間に合わないくらいに盛大に遅れていただきたいんですが、結局40分くらいの遅れ。
乗り継ぎも大丈夫そうです。
そういえば、以前この区間に乗ったときはリノエアー(QQ)からの転籍組の機体のはずが直前で757に変更になったんだっけと思い出しました。
7年ぶりのアメリカン航空です。
機内はそんなに古臭くなかった。
トマトジュースとスナックをいただきました。
短距離だからしょうがないよね。
そういえば、この区間、Tedの終わりのほうはスナックも廃止されてたっけ。
やっぱり短距離でもファーストクラスはうれしいです。
古きよき雰囲気が漂うアメリカン・フラッグシップスイート ロサンゼルス-成田
2012年当時でもかなり年代物のアメリカン航空のファーストクラス「フラッグシップ・スイート」。ファーストクラスがフルフラットが主流になった頃導入されたシートですが、その後更改はされていませんでした。
ラスベガスからの国内線が遅れたため、ロサンゼルスでは到着後そのまま成田線の搭乗口へ向かいました。
もう、かなり搭乗もすんじゃっていました。
なんかEmPowerも今となっては懐かしささえ感じますよね。
その下のLANは機内インターネットサービス開始のためにあらかじめ準備されていたものです。
コットン製の羽毛布団などなど。
皮製(たぶん合成皮革だと思うけど)の雑誌入れ。
ウェルカムドリンクはオレンジジュースをいただきました。
ちなみに、ヘッドフォンは持参したiPodのものです。
ところで、どうでもいいことに気がつきました。
隣の座席は荷物を置くな表示なのに・・・
私のほうの座席はオットマンの下に置いていいみたい。
間もなく出発です。
座席から外の景色を存分に楽しむ アメリカン航空 ロサンゼルス-成田 ファーストクラス
離陸後、おしぼり。昔のユナイテッドと同様のクオリティ。
使い捨てです。
ちょっと暑かったので天井を見たら、4つの送風を独り占め。
最初にアミューズ。
暖めたナッツとメキシコ風のパテ?。
当時のアメリカン航空ファーストクラスは座席を窓と垂直にできました。
向きを変えて外の景色を楽しみました。
マリブの海岸線
サンアントニオ湖とナシミエント湖。
モントレーとサンルイスオビスポの間くらいです。
やっとベイエリア上空へやってきました。
そろそろお食事。
外を眺めながら食事もできるそうなのですが、配膳するのが面倒くさそうなのでちゃんと前向きに座席を直し、テーブルクロスをかけてもらいました。
この後は、アメリカ人の料理好きの人が考えたような日本風料理をご紹介します。
なんとなく不思議な雰囲気の和食 アメリカン航空 ロサンゼルス-成田 ファーストクラス
最初に登場したのは、この3皿。うざく?
胡瓜、若布、鰻に加えて、摩り下ろした山芋、いくら、ワケギがトッピングされています。
これは、よくありそうな感じの小鉢。
ところが次のお皿が・・・
鶏つくね、鮑、松茸、蛸わさびをグレープフルーツに載せたもの。
なぜかグレープフルーツは焼いてあるし・・・
メニューには鮑ではなく帆立となっていました。
次の一皿は和食を越えちゃってます。
サーモンとクリームチーズの和え物、ブラックベリー添え。
さっきのグレープフルーツ。
しっかり焼き色がついています。
続いてメイン。
ソフトシェルクラブ。
甘酢餡がかかっています。
パプリカも添えてあります。
けっこう、美味しいんです。
でも、和食かなぁ???
和風の料理だとは思うんですけどね。
続いて、茄子の煮びだし。
穴子さんとスナップエンドウさんも一緒。
なかなかだしがきいた美味しい味付けでした。
お味噌汁は若布と椎茸。
香の物は沢庵と胡瓜。
ご飯は炊き方はまあ、普通のレベルでしたが、よそり方が雑。
全体的によくまとまっているとは思うのですが、コレを和食として提供するのにはちょっと無理があるような気がします。
ユナイテッドは和食の場合、和食膳の前、obento-mealの頃に日本の料亭から指導を受けていた時期もあるからここまで変ではないかも。
ただ、コンチネンタル航空側には不思議な感じのものが結構ありますよね。
統合後は不思議な感じのものが増えている気がします。
ファーストクラスのデザート
まず、アイスクリームサンデー。イチゴのコンポートが美味しい。
珈琲。
当時のユナイテッドと同様のうすーいコーヒーでした。
そしてフルーツ。
ブラックベリーとブルーベリーがうれしい。
でも、それ以外は、あんまり好みじゃないかも。
最後にチーズ。
完全に食べすぎです。
セカンドサービス
成田到着の90分前。セカンドサービスのスタートです。
いかにもアメリカの航空会社の機内食といった雰囲気。
一気にトレーでやってきました。
バターの銘柄はLand O'Lakes 。
ドレッシングはキユーピーのイタリアンドレッシングに似た味。
そしてメインはパスタでした。
シェル型パスタなので、やわらかいのもあまり気にならなかった。
続いてデザート部門。
1回目 と若干内容が違います。
そしてクッキー。
薄い珈琲も一緒でした。
アメリカン航空の長距離線、約3年ぶり。
ファーストは初めてでした。
当時はUSエアウェイズとの合併観測も出ている中で、ハード面の投資を先送りにしたい魂胆がミエミエ。
当時、海外の航空関連の掲示板で話題になっていましたが、UAなどからのステータスマッチでアメリカンへ流出した人、結構いたみたい。
条件もかなりゆるかったようですし。
でもね、USエアウェイズと一緒になって、ケチケチ路線が一層進んできたようで、以前はかなり空いていたファーストクラスも特典航空券でとるのが難しくなってきています。
アメリカン航空も見事に「やっちまって」ますね...。
返信削除あまりに劇的wなので『柑橘を炙って魚にあわせる』という調理手法,ちょっと気になりました。懐石膳では存在するようです(確認のため,つきぢの若旦那に電話...してませんw)。ではフレンチではどうなのか,Citrus façon de cuisson で調べると,フレンチでもサーモンに炙ったレモン等を添えて魚臭さを抑えてサッパリといただく,などという手法があるようです。でも,生魚食いの日本人からすると「そこまで魚の臭いがイヤなら魚なんか喰うなよ!」ってくらいに使うようです。
それでも... グレープフルーツ(これ,なぜか仏語だと pamplemousse で,フランス系な苗字のM博士一家といつも爆笑)を炙って有益な "オレンジオイル" 成分を引き出せるのか,かなり疑問。しかも和食だし,グレープフルーツって表皮直下の白くて渋いフカフカが多すぎるし...。やっぱりこれ,やっちまってます。
さらに,サーモンにクリームチーズ,チャイブとブラックベリーの組み合わせも「やっちまう」起動臨界を突破していると思います。
『きつねらあーめん』や『掘っても掘ってもガリ生姜』で苦笑させてくれたユナイテッド航空だけが臨界突破しているわけではない,と知ることができたのは非常に有益でした。w
そうそう、ヨーロッパ系はここまでひどくないですよね。
削除でも、今は亡き、ヴァリグはもっとすごかったですよ。
お茶碗にサラダとか…
ANAの一風堂ラーメンは日清です。
まあ、変なものより、市販品に近いものが美味しいよね。
沸点の低い目にいに変更すればいいだけなんですから。