スタンダード特典(アワード)がエブリデイアワードに変更
スタンダード特典が廃止されます。
代わりにエブリデイアワードになります。
エブリデイアワードとは、あらかじめ定められた上限のマイル数の範囲内で、実際に必要マイル数が増減するもの。
日付やフライトによって必要マイル数が異なります。
日本発着のスタンダードアワードとエブリデイアワードの上限マイルの新旧比較は次の通り。
片道特典に必要なマイル数/単位:千マイル
赤字は現状のスタンダード特典と比較してエブリデイアワードが増加するもの。
地域区分はこちらをご覧ください。
エブリデイアワードはあくまでも上限なので、上限より低いマイル数で発券できれば、一概に改悪とはなりません。
むしろ、影響が大きいのはセーバー特典の必要マイル数変更です。
セーバー特典はアメリカ・ハワイの必要マイル数アップ
ユナイテッド航空のセーバー特典、ハワイ・アラスカを含むアメリカとカナダ行きの必要マイル数が上昇します。
日本発着の必要マイル数新旧比較は以下の通り。
片道特典に必要なマイル数/単位:千マイル

また、日本発着以外では次のような変更があります。
- シカゴ(ORD)・デンバー・ヒューストン・ニューアーク/ニューヨーク(EWR)・ワシントンDC(IAD)-ハワイ間の必要マイル数アップ
- 米国プレミアム大陸間路線(p.s.)の必要マイル数のアップ
スターアライアンス・パートナー特典は長距離は改悪、短距離は改善傾向
スターアライアンスやパートナー航空会社の特典も変更されます。
アメリカ国外の同一地域内の短距離線は必要マイル数が8,000マイルに
アラスカ・ハワイを含むアメリカとカナダ以外の同一地域内の特典は800マイル以下の路線であれば必要マイル数が8,000マイルとなります。
これは結構な改善だと思います。
また、日本と北アジアは同一地域ではないものの、800マイル以下であれば同様に必要マイル数が8,000マイルとなります。
韓国などの短距離では今までは15,000マイルが必要でしたので大幅な改善となります。
日本発着路線では主にアメリカ・ハワイ・オセアニア方面が必要マイル数アップ
日本発着路線では改悪と改善が入り乱れています。
片道特典に必要なマイル数/単位:千マイル
*800マイル以下の路線
**800マイル以下の区間
青字は現状と比較して必要マイル数が少なくなる路線です。
ノーショウ・フィーが新設
今まで、フライトを予約したのに空港に現れなくても、マイルの返却にともなう手数料を支払えばマイルの返還は可能でした。今後もマイルの返還は可能ですが、手数料が125ドルが必要となります。
この手数料は1K会員やグローバルサービス会員にも適用されます。
ノーショウではなく、出発前にキャンセルすれば現行のキャンセル料が適用されます。
チャートが公開されているのでデルタ航空よりかはまとも
今回のエブリデイアワードやセーバー特典の変更。アワードのチャートが公開されているのでデルタ航空よりかはまともです。
というのも、デルタ航空のスカイマイルは特典航空券のチャートは存在しているものの、ホームページ上のリンクからはそのチャートへ行きつくことができません。
また、必要マイル数増加の改悪を事前告知せずに即日実施したこともあります。
そういった意味ではわりかしまともだと思います。
サービス改定は11月1日から、必要マイル数上昇の特典発券は早めに!
10月31日までは現行ルールでの発券が可能。
予定があるのであれば早めの発券をお勧めします。
また、アワードタイプの変更がなければ10月31日までに発券した特典航空券であれば変更してもマイルの調整はありません。
アワードチャートは以下のページからダウンロードが可能です。
Travel and Upgrade Award Charts
アワードチャートは以下のページからダウンロードが可能です。
Travel and Upgrade Award Charts
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