僅か12スイスフランで身軽に スイス鉄道ラゲージサービス

今回、ミラノで荷物を受け取った際に、スーツケースの持ち手が破損。
転がすのに少し面倒な感じだったので、スイスではラゲージサービスを利用することにしました。

スイス国境の町ティラノまで

今回の旅行のメインイベント、ベルニナ急行に乗車するため、ミラノ・マルペンサ空港からベルニナ急行の出発地、ティラノを目指します。

空港からはマルペンサ・エキスプレスでミラノ中央駅まで。

Malpensa Express

乗り継いでRegionale / レジョナーレ(普通列車)でティラノまで行きます。

チケットはスマホのアプリで直前に購入。

ただし、スーツケースの取っ手が取れちゃって、写真撮影どころではなかったです。

ミラノ中央駅からティラノまでのローカル電車は大混雑

ミラノ駅では15分で乗り換え。
若干余裕があると思ってましたが、大混雑。

今回1等のチケットにしたので座れましたが、2等は座れずに立席も出ている状態。
1等も満席でした。

満席なので写真が撮れない。
列車は新型のものでかなり快適。

途中で上り電車とすれ違いましたが、旧型車両もまだ健在のようです。

混雑はコモ湖まで。
コモ湖を過ぎると車内はすいてきました。

コモ湖を見るならミラノからは進行方向左側の座席で


コモ湖は避暑地として有名。
また、スターウォーズやオーシャンズ12の映画の撮影地通しても有名です。


最近ではヒルトン・レイク・コモがオープン。
ただし、ティラノへ向かう線路はレッコ湖とも言われる東南部を通るのでヒルトンに行く場合はこの路線ではなく別の路線で行くことになります。

Colicoを過ぎると線路は内陸部へ


だんだん山が近づいてきました。

ミラノ中央駅から1時間45分で到着

コチラが到着したイタリア側のティラノ駅。


売店軒カフェのようなお店もあります。

こちらがスイス側のティラノ駅。


スイスがシェンゲン域内になったので入国審査は廃止されました。

ティラノからはスーツケースを預けて身軽に

ティラノのスイス側駅窓口で、ラゲージサービスをお願いすると、伝票に記入するように言われます。

自宅であらかじめ印刷して記入しておいても大丈夫。


その場合は、サイズを切り取り線に合わせて切っておきましょう。

荷物の重さ上限は25キロ。
今回はチューリッヒ空港までにしました。
値段は12フランです。

チューリッヒ空港で受け取ったらそのままチェックインできるように実は前日にパッキングしなおしてました。

ちなみに、ドイツ語ではReisegepäck / ライゼゲペックとなります。

2018年6月に大幅なサービス変更がありました。
詳細は以下の記事をご覧ください。

サービス大幅変更 SBBライゼゲペック

日本でも昔あった鉄道小荷物。
チッキと言われていました。
確かヤマト運輸の宅急便をはじめとする宅配サービスの台頭で1986年に廃止。
そういえば、子供のころ住んでいた私鉄駅でも手荷物用窓口があったのを覚えてます。
国鉄-私鉄の連絡託送もできたんだよね。

余裕をもって利用を

ティラノからは午後7時までに預ければ翌々日の午前9時にチューリッヒ空港駅で受け取り出来る予定でした。
ただし、荷物の到着は少し遅れています。

半日~1日の余裕を持った利用をおすすめします。

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