世界遺産 レーティッシュ鉄道 アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観
ベルニナエキスプレス。きっぷの予約方法は、以前お伝えしました。
ベルニナ急行の予約は公式サイトがお得で安心
もちろんツアーもあります。
最近では個人手配もかなり一般的になってきました。
きっぷの予約方法も簡単です。
「海外怖いんです」とか言ってないで、楽しみましょう。
スイス政府観光局のページがおすすめ
スイスアルプスをたくさんの橋やトンネルを抜けて走るレーティッシュ鉄道。車窓からの氷河や名峰などが目白押し。
列車の窓ガラスにカメラを貼り付けて撮影している人もいましたが、やはり観光局のページで紹介されている動画が一番きれい。
45秒ほどの動画ですが、ベルニナ・エキスプレスのハイライトが楽しめます。
また、スイス政府観光局のベルニナ急行のページはクールからルガノまでの沿線の写真や見どころなども満載。
Bernina Express
スイス政府観光局のページではクールからティラノ経由ルガノまでベルニナ・エキスプレス・バスも含んだ氷河からパームツリーまでの景色の移り変わりを体感できるようになっています。
1-2の座席配置 ベルニナ急行の一等
ベルニナ急行1等は1列と2列の座席がテーブルをはさんで向かい合わせになったもの。いわゆるボックス席です。
シートは皮張り。
窓ガラスの天井付近が曲面になっているので、見晴しはかなりいいです。
訪れたとき、ヨーロッパ全域で高温注意報/警報が出ていたので1等を予約して大正解。
季節のいい時期は、窓が開く2等車でもいいですし、時期によってはトロッコ車両も連結されているときも。
気を付けたいのは予約できる2等車はパノラマタイプなので窓が開かないです。
ただし、パノラマタイプでも車両の端1か所の窓は開く車両もありますが、カメラの撮影のため場所の取り合い状態。
写真撮影よりも景色をちゃんと見て心のアルバムに綴るようにするのがおすすめです。
イタリア領内は道路併用軌道を走行
ティラノを出てしばらくはイタリアを走行です。この区間は道路併用軌道。
レーティッシュ鉄道は道路併用軌道が意外と多くあります。
しばらくするとスイスに。
一番最初の停車駅はCampocolognoです。
駅を出るとのどかな風景が続きます。
しばらく走るといきなり見どころがあります。
アルプスの山岳鉄道の傑作 ブルージオ橋
長さ約142.8メートル。360度の円を描きながら、約10メートル登るブルージオ橋/Kreisviadukt Brusio。
パノラマ車両の車内からだとこんな感じに。
居眠りしているとあっという間に過ぎちゃいますよ。
ところで、車内設備。
ブラインドは電動式でした。
見どころを過ぎたので、少しだけ閉めました。
山々に囲まれた美しい湖 ポスキアーヴォ湖
ポスキアーヴォ湖はラーゴ・ポスキアーヴォ / Lago di Poschiavo の表記はイタリア語。
まだ、イタリア語圏です。
Privilasco駅を過ぎると、線路はジグザグしながら山肌を登り始めます。
ポスキアーヴォ湖も遠くに。
パリュ氷河から溶けた水が流れ込むパリュ湖
標高は2091m。
ベルニナ谷の南端にあたり、ポスキアーヴォ谷の入口。
駅舎は歴史的な石造り。
レストランが併設されているので途中下車してテラス席からパリュ氷河を望む絶景を楽しむのもよさそうです。
ちなみに、この辺りも線路がいろは坂のようになっているので、どちらの窓側でも景色が楽しめます。
車内からも氷河が解け、小川になっていく様子が確認できます。
標高差は約400メートル。
列車はラゴ・ビアンコへ。
白い湖 ラゴ・ビアンコ
ラゴ・ビアンコは白い湖という意味。
確かに湖面は白みがかっています。
不思議なのは隣の湖は全く濁っていないこと。
この辺になると、牧歌的な風景が広がり始めます。
このあと列車はサンモリッツを通らずにクールへ向かいます。
この後もきれいな景色がずっと続きます。
うまく写真にとれませんでしたが、ラントヴァッサー橋があるのもこの区間。
ライン川が見えてくると、まもなくクール。
ネット上のクチコミだと、窓が開かない1等よりも窓が開く車両の方がおすすめのクチコミが多いです。
ただ、全区間乗り通す場合、4時間以上にもなります。
今回はヨーロッパを熱波が襲っている時期でかなり暑かったのでパノラマ車両を予約したのが正解。
ただ気候によっては窓が開く車両もよさそうです。
0 件のコメント :
コメントを投稿