実際にスタートするのは航空会社や空港によってバラツキがあるものの、早めに空港へ到着を
10月26日から米国行きの国際線フライトのセキュリティ対策の強化、実際には全ての空港で開始されているわけではなく、一部の空港では準備段階のところもあるようです。
ユナイテッド航空では3時間前までのチェックインが推奨されています。
詳細は発表されていませんが、主な変更点は以下のとおり。
旅行者の検査の強化、一部またはすべての旅行者に対する質問
2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、セキュリティが強化されているときに関西国際空港から搭乗したことがありますが、搭乗ゲート手前で追加のセキュリティチェックを実施していました。
今回のものは質問票の記入や航空会社職員による追加のインタビューということでここまでではないと思いますが、早めに空港に到着するに越したことはありません。
標準的なスマートフォンより大きい電子機器の検査の強化
実は7月から既に実施されているこの規則。
以前はiPadに代表されるタブレット端末は鞄の中に入れたままでもセキュリティ通過が可能でしたが、現在はTSA Pre✔対象者など一部を除き、カバンから取り出して検査を受けることになります。
ANAはTSA Pre✔参加へ
ANAは日本時間の10月25日23:00からTSA Pre✔(TSA事前審査プログラム)を開始しています。
対象者は以下のとおり。
- TSA Pre✔有資格者(米国市民、米国永住権(グリーンカード)保持者のみ申請可能)
- 米国税関・国境取締局(CBP)が運営する事前審査プログラムの有資格者のうち、以下の該当者- Global Entry, NEXUS, SENTRIの資格を有する該当者
- TSA Pre✔対象旅客に同伴する12歳以下の該当者
- 米国国防総省関係者
日本国籍の場合は、一部を除き利用は難しくなっています。
また、2017年1月まではそれ以前、対象者が限定範囲が緩かったころにTSA Pre✔を申請していた場合、現在の対象者ではなくても対象となることがありましたが、現在はほぼ対象となることはないようです。
ANA 米国発便のオンラインチェックインも変更
また、ANAのアメリカ発便のオンラインチェックインも変更になりました。
以前は搭乗券を印刷して持参する必要がありましたが、印刷した搭乗券は使用できなくなっています。
ただし、今まで対象外だったモバイル搭乗券が対象になりました。
モバイル搭乗券を利用しないでオンラインチェックインをする場合には搭乗券の受け取りが必要となりますので注意しましょう。
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