精神的支援動物および感情支援動物は機内持ち込み可能だが…
イラスト提供=M/Y/D/S。転載不可 |
日本では精神的支援動物および感情支援動物は一般的ではありませんが、アメリカでは飛行機旅行で一緒に持ち込むことが間々あるようです。
一般的には犬や猫の場合が多いのですが、豚や鳥等の事例もある模様。
今回、持ち込みを拒否されたクジャクは大きすぎることが原因との報道。
安全上の理由でフライト中、動物は、通路にはみ出さないように足元に座らせて置く必要があります。
通路にはみ出るような大きさの動物は不可だから、やっぱり無理だと思います。
持ち込みにあたっては「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)」に分類される身体および精神障害に該当する搭乗者であることなどが記載された診断書が必要。
ユナイテッドの場合は以下の診断書となります。
Psychiatric/Therapeutic/Emotional Support Animal Authorization
また、当然ながら、持ち込む動物は公共の場所で適切に行動するように訓練されなければなりません。
トラブルも多い精神的支援動物および感情支援動物は機内持ち込み
実際にしつけがきちんとされていない動物が持ち込まれトラブルになる事例も多発しています。犬が通路を排泄物だらけにするようなトラブルがあったり、吠えたり噛まれたりするような事例も発生しています。
2014年にはUSエアウェイズで支援動物の豚がやはり排泄物を機内にまき散らして離陸前に搭乗者とともに降機させられたりしています。
また、一部の航空会社では現在の精神的支援動物および感情支援動物の持ち込み規定を厳しくする動きもあり、昆虫や有蹄類の持ち込みが禁止されます。
実際、私が機内で動物の持ち込みを見たのは数回だけ。
実際にゲージに入っていたので迷惑に感じたことはありません。
ただ、他の乗客に迷惑をかけるような動物を持ち込んだ場合、精神的な支援や感情支援動物としての効果はあるのでしょうか。
やはり、適切な行動ができるように訓練されている動物以外は持ち込むべきではないと思います。
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