ビジネスクラス50席だがエコノミーは
2017年の10月にお伝えしたボーイング777-200型機のポラリスシート導入に伴う改修。
いよいよ改修済みの機材が4月11日にサンフランシスコに到着しました。
現在はサンフランシスコでメンテナンス中です。
エコノミーは改悪 旧ユナイテッド航空3クラス機材との比較
新しい座席数は旧ユナイテッド航空の3クラス機材と比較した場合、ビジネスクラスが50席(+2)、エコノミープラスが86席(-27)、エコノミークラスが156席(+48)となります。
エコノミークラスは3-4-3の座席配置。
今までの3-3-3配置と比べると0.85インチ(2.1センチ)座席幅が狭くなります。
座席は3-3-3配置が3-3-4配置となるため、一見すると改悪のようですが幅は17インチから17.25インチと改善されますが、実は8ミリ程度なので現状維持といってもいいと思います。
エコノミーは現状維持 旧コンチネンタル航空2クラス機材との比較
旧コンチネンタル航空の2クラス機材との比較ではエコノミープラスが+14席、エコノミークラスが+11席となります。座席は3-3-3配置が3-3-4配置となるため、一見すると改悪のようですが幅は17インチから17.25インチと改善されますが、実は8ミリ程度なので現状維持といってもいいと思います。
Boeing 777-200 (777) Version 5(50/242)
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現在は3機が改修中いずれ全機改修へ
本来はファーストクラスがある機材にもかかわらず、5月中旬位からなぜかファーストクラスの空席が全くない路線もあります。航空会社としてはファーストクラスからビジネスクラスへのダウングレードは極力避けたい事態なので、機材の改修がある程度進んだ時点でグローバル・ファーストの予約クラスの受付を停止し、未改修の機材はシートはそのままで2クラスとして運用することになると思います。
実際、大陸横断路線の旧p.s.路線ではファーストクラスが廃止された後も旧ファーストクラスの座席はしばらくビジネスファーストとして運用されていましたし、他の大手航空会社がファーストクラスを廃止した時もそのような運用が多かったです。
ビジネスクラスは快適になるのであまり気にしなくてもいいのかもしれませんが、エコノミーの場合は要注意です。
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