ニョニャ料理とは
シンガポールの中華系とマレー系の混血家系が代々受け継いできた料理が「ニョニャ料理」。ニョニャとは妻である女性のこと。
ちなみに夫はパパと言います。
別名「プラナカン(ペラナカン)料理」とも呼ばれています。
中華料理とマレー料理をベースとした家庭料理。
スパイシーだけど、ココナッツミルクなどをを使用することが多く、辛すぎず奥深い優しい味わいが特徴です。
カトンからは15分ほどの距離のチリパディを目指しました。
定番から現代風プラナカン料理まで
テーブルクロスはバティック柄のもの。
シンガポール航空のキャビンアテンダントであるシンガポール・ガールの制服であるサロンケバヤにも採用されているあの柄です。
お通しはピクルス。
ナッツがかかっていてついつい箸が進みます。
そしてチリソースとカラマンシー。
ライムジュースで喉を潤します。
日本人にも嬉しい味つけ
これはエビが入った米料理。
炒飯と炊き込みご飯の中間といった印象でした。
カシューナッツが嬉しい。
そっひて大人気の逸品。
ペタイとサンバルの海老の炒め物
ペタイという匂いのきつい豆です。
和名はネジレフサマメノキ。
かなり臭いと聞いてましたが、全然大丈夫でした。
サンバルのスパイシーな風味が秀逸。
肉丸湯 豚肉と蟹肉の肉団子スープ
スープは肉団子スープ。
タケノコが入っていて肉団子も蟹肉が入っているせいかあっさりと食べやすいスープでした。
白身魚入りキャベツロール
これは、ほとんどの人がオーダーする逸品。
オタオタという白身魚の入った、優しい味のロールキャベツです。
ココナツミルクも効いています。
ビーフレンダン
土鍋に入ってサーブされたのはビーフレンダン。
ココナッツミルクが利いたマレーシア風カレーです。
そしてもう一品マレーシアカレーを。
アヤム・ブア・クルア
こちらは鶏肉のカレー。
ビーフレンダンと比較すると若干スパイシー。
店によってはスープが少なく炒め料理のようなこともあるそうですが、ココのはスープがたっぷりでした。
Keluakと言われるパンギノキの実が入っているのが特徴。
気が付いたらこんなに食べてました。
最後にデザートをいただきます。
派手な色使いですが、優しい味。
かなり混んでいるので予約は必須です。
日本人の利用も多いみたい。
この日で引退するお年を召した女性がサービスパーソンでしたので、ニョニャ料理と共に気分的にもプラナカン文化を満喫できました。
Chilli Padi Nonya Restaurant
11 Joo Chiat Place, #01-03, シンガポール 427744
TEL +65 6275 1002
営業時間 11:30～14:30 17:30～22:00
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