シンガポール風 揚げ鶏の海南チャーハンがあります。
海南チキンライス好きの視点でチェックです。
そもそも海南チャーハンって…
シンガポールで海南炒飯ってあったっけなぁ？と疑問に感じつつ、バーミヤンに行きました。
今回のメニューはシンガポール風 揚げ鶏の海南チャーハン。
シンガポール風というところで海南チキンライスを期待してはいけないことはわかっていましたが、興味はあります。
揚げ鶏なので唐揚げなんですが、シンガポールでも海南カリー飯は唐揚げが一般的なのでまあ、有りかなと思っていますが、今回は2種類のソース付き。
ということで、実際に食べてみました。
餃子はセットのおまけです。
実態はコムガーソイモー / Com Ga Xoi Mo
唐揚げがのった炒飯。
これ、ベトナムのチキンライスの一種、コムガーソイモーそのものです。
煮卵はおまけ。
ベトナムのコムガーもキュウリやトマトが添えられることが多いようですが、ネギとキャベツが添えられています。
シンガポール風でなくてベトナム風の間違いだわ。
ソース類もなんか違う
あえていえばソースをつけて食べるのでシンガポール風なのかとも思いましたが、東南アジアはチリソースはたいていの国であるよね。
こちらがチリソース。
多少、オイリーな感じですが、ニンニクの風味も効いていて代用品であったとしてもまずまずのレベル。
醤油ベースのソース。
まずくはないんですが、なんか甘い。
シンガポールのダークソイソースの様に粘度はなくサラッとしています。
うーん、中国圏でよくある中国醤油に砂糖を添加したイメージ。
こちらはシンガポールのダークソイソースを期待しているとかなりガッカリします。
揚げ鶏はサクサクで美味しい。
ただ、炒飯が不思議と言えば不思議な味。
ベトナムのコムガーソイモーのライスもかなり薄味ですが、このチャーハンも薄味。
良くまとまっているメニューだと思いますが、シンガポール風ではなくベトナム風だと思います。
海南チキンライスとは明らかに別物です。
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