追加された性別は「特定しない」「公開しない」
新たに追加された性別項目は「特定しない」「公開しない」の2つ。
選択できる性別種別は以下の4つになりました。
- Male(M)
- Famale(F)
- Unspecified(X)
- Undisclosed(U)
Unspecified(X)とUndisclosed(U)が両方ともUnから始まる単語なので間違えそうですが、Unspecified(X)が特定しないやその他に該当するものになります。
これに対してUndisclosed(U)は公開しないということです。
ユナイテッド航空の場合、マイレージプラスのプロフィールとひもつくもの。
単なるプロフィールなので何を選んでも良いと思ってしまいますが、選択した性別が政府発行の身分証明書に表示されている性別に一致している必要が求められる場合があるので、日本人の場合はパスポートと一致しているものを選ぶことをおすすめします。
米国内の一部の州では既に公的な身分証明書に男性、女性以外も選択できるようになっています。
航空券予約の際の性別選択肢も増えました
ユナイテッド航空の場合の航空券予約の際の選択肢は以下のとおり。
- Mr.
- Mrs.
- Ms.
- Dr.
- Mstr.
- Miss
- Mx.
- Prof.
- Rev.
- Sir
- Sister
似たようなものもあるのでいまいちどどれが適切か個別にみていきましょう。
Mr.
男性。
男性の場合はこれを選択するのが一般的。
ただし、Mstr.の選択肢がある場合は未成年の場合はMstr.を選択するのがおすすめ。
Mrs.
既婚女性。
既婚・未婚を公にしたくない場合はMs.を選択しましょう。
Ms.
女性。
ただし、Missの選択肢がある場合は未成年の場合はMissを選択するのがおすすめ。
Dr.
医者や博士号の資格を持っている人の敬称です。
ただし、以前、ユナイテッド航空の職員に聞いてみたら、「記載されていたら医者だと思う。だから、医者以外の人が使用するのはおすすめしない」って言ってました。
英語圏ではドクターにMr.やMs.を使用するのは失礼にあたると考えるむきもありますが、自身のプロフィールなのであんまり気にする必要はないと思います。
ネット上にはDr.だとアップグレードされる可能性が高いとか書いてあるものもありますが、少なくともユナイテッド航空では関係ないと思います。
Mstr.
男児。
未成年者はMr.よりこちらがおすすめ。
Miss
女児。
一般的には未婚の女性にも使用しますが、航空券の場合は未成年者用。
Mx.
今回の改定で新たにできた性別の選択肢。
男性、女性でなくその他の性別となります。
Prof.
大学教授とするのが一般的です。
前述のユナイテッド航空の職員に聞いた時にも「極まれにみるかなぁ」ということでした。
Rev.
聖職者用。
Sir
ナイトに叙任された男性。
Sister
女性聖職者用。
2019年5月末日までは使用をおすすめしません
今回追加された性別、対応しているのはユナイテッド航空など一部の航空会社のみ。
ただし、IATAでも採用が決定しているのでいずれ航空会社でのスタンダードにはなっていきますが、発効するのは6月1日から。
アメリカはともかく、Mx.って何?という国もあることから、しばらくは使用しないことをおすすめします。
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