パートナー特典チャート廃止 変動制へ 7月1日以降ほぼすべての路線で10%アップ
ユナイテッド航空のマイレージ・プラス。
すでにユナイテッド航空の特典については変動制に移行していましたが、パートナー航空会社についてもマイレージ・チャートが廃止され、変動制への移行が4月28日に行われました。
日本国内線もほぼすべての路線で10%アップ
試しに7月1日の羽田-関西線を検索。
片道5,000~5,500マイルとなっています。
で、ある法則性を発見。
ANA Wings と国内線コードシェアパートナーが運航する場合、片道5,000マイルのままとなっています。
この法則は経由便でも当てはまります。
一区間でもANA Wings か国内線コードシェアパートナーが混ざると5,000マイル。
しかしANAのみの場合は経由便でも5,500マイルです。
ただ、日によっては国内線コードシェアパートナーでも5,500マイルの日もあるみたい。
いまいちよくわかりませんが、5,500マイルでもまだまだコスト的にはおトクだと思います。
もう一つの改悪 パートナー航空会社での PQP加算が上限付きに
こちらは7月1日から実施される改悪。
まだ、日本語版ホームページは無いので英語ページへのリンク。
これによると、改悪になるのは、パートナー航空会社で発券し、パートナー会社に搭乗する場合の上限が次のように…
すなわち、プリファード・パートナー航空会社の場合は以下のPQPの加算。
ファーストクラス・ビジネスクラス 1,500 PQP
エコノミークラス・プレミアムエコノミー 750 PQP
- Air Canada
- Air China
- Air Dolomiti
- Air New Zealand
- All Nippon Airways
- Austrian Airlines
- Avianca
- Azul Brazilian Airlines
- Brussels Airlines
- Copa Airlines
- Edelweiss
- Eurowings
- Lufthansa
- SWISS International Airlines
それ以外の提携先はスターアライアンスでもプリファード・パートナーではありません。
PQPとPQFが加算されるのはユナイテッド航空・ユナイテッドエクスプレスの以外では、スターアライアンス、スターアライアンスコネクティングパートナー、そして、Air Dolomiti、 Azul Brazilian Airlines、Edelweiss、Eurowings、Olympic Airとなります。
PQPとPQFが加算されるのはユナイテッド航空・ユナイテッドエクスプレスの以外では、スターアライアンス、スターアライアンスコネクティングパートナー、そして、Air Dolomiti、 Azul Brazilian Airlines、Edelweiss、Eurowings、Olympic Airとなります。
4月29日までの発券で7月1日以降搭乗の場合には救済あり
突然の発表だったけど、一応2カ月の経過期間があるので、救済措置があります。
4月29日まで発券で7月1日以降搭乗の場合、領収書を mileageplus@united.com へ「OA PQP Review」という件名のメールで送付すれば救済されます。
すなわち、以下の場合は上限には関係なく今まで通りのPQPが加算されます。
ANA含む一部スターアライアンスの日本発着路線はPQP加算の技ありだが…
今回のPQP加算の条件変更は発券も搭乗もパートナー航空会社だった場合に適用。すなわち、以下の場合は上限には関係なく今まで通りのPQPが加算されます。
- パートナー航空会社発券の航空券でユナイテッドに搭乗する場合
- ユナイテッド航空発券(016から始まる航空券)でパートナー航空会社に搭乗する場合
つかえそうな気がしないでもないですが、united.com でパートナー航空会社のみの有償航空券を発券すると高い料金しか出なかったり、全然検索さない場合もあります。
以前書きましたが、日本国内在住者にはあまりおすすめできないプログラムとなってしまいました。
上級会員になりにくくなって、特典航空券の必要マイル数も値上げとなったマイレージ・プラス。
ただし利点もないわけではありません。
日本の国内線が片道5,000マイルから発券できる
やっぱり、なんだかんだいっても片道5,000マイルないし5,500マイルから日本の国内線の特典航空券が発見できるのは魅力的です。
特典航空券の譲渡制限がない
日本の航空会社と違い、特典航空券の譲渡制限がありません。
有効期限完全撤廃
有効期限が無いのもうれしい。
現在のような状況でもマイルは失効することがありません。
実は航空会社をあまり利用しない人にとってはメリット。
特典航空券燃油サーチャージなし
日系の航空会社と違い特典航空券に燃油サーチャージがかかりません。
これは大きなメリット。
ただし、2020年6月1日から数年ぶりに日系の航空会社で発券した場合、燃油サーチャージが0に。
日系の航空会社のマイルの方が必要マイル数が少ない場合が多く、また、諸税もほぼマイレージ・プラスで発券した場合とほぼ同額となります。
マイレージ・プラスの場合は有効期限がありませんので燃油サーチャージが高めの時に利用するか、日本の国内線に使用するのが良いと思います。
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